スマート農業 Part.2

Smart Agriculture

着果モニタリング装置によるSCAN_温泉パプリカ画像データ収集

Scanning and Monitoring "Onsen-Paprika!"

*自走式モニタリング装置で連続撮影することで栽培列全体の展開画像撮影が可能

国立研究開発法人 農研機構と 「スキャニング技術 による温泉パプリカのモニタリング実証試験」を行っています。

 

農研機構:農業機械研究部門(*1)が開発した着果モニタリング装置(*2)を用いて、作業レールに沿って植物体を連続撮影し、パプリカの生育を調査する研究に農研機構と一緒に取り組んでいます。この調査結果によって果実の位置と熟度が特定され、撮影列(エリア)の収集可能果実数を推定します。さらに、日ごとの収穫データ(総果実数や収穫作業時間)を予測することで、私たちは温泉パプリカの販売計画への応用を検討しています。

 

*1 http://www.naro.go.jp/laboratory/iam/index.html

*2 本装置は農林水産省の人工知能未来農業創造プロジェクトの研究課題「AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発」の一環で開発・実施されています。

 

 

・国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

 基盤技術研究本部 農業ロボティクス研究センター

  施設ロボティクスユニット

 農業機械研究部門 知能化農機研究領域

  施設園芸生産システムグループ

・株式会社タカヒコアグロビジネス

  愛彩ファーム九重

  

(作業の様子)

自走式モニタリング装置を用いた作業の様子